今ここに心を開く
今この瞬間とどう関わっていくか。
それが最近の私のテーマになっています。
今この瞬間との関わりは、神との関わりであり、自分自身との関わりだと言うことができるでしょう。
そういうことで言うならば、これまで自分はどれだけ今この瞬間に対して敵対してきたかに気づかされます。
そこにはまったく信頼もなければ、むしろ、不平不満ばかりだったと。
生きていくためには、、、勝ち残っていくためには、、、より幸せになるためには、、、
そのようにして今この瞬間を毎瞬のように平安(聖霊)の思考システムではなく、いつのときも闘い、攻撃、裁き(自我)の思考システムにとりつかれていたのがよくよく自覚されます。
それを「自動思考」と呼ぶのでしょう。
気づけば、毎瞬のように不安になりたがっていて、それが当たり前のように思考癖になっているわけです。
もちろん、それがこれまでの私たちのこの世界での生き方であったことは言うまでもありません。
ただし、そういうことを自覚していくにしたがって、それとはまったく在り方、存在の仕方があるのだと気づかされます。
イエスは、今、地上(ここ)に天国が広がっている、と言います。
今ここが天国であるならば、なぜそれを受け入れないのだろう?
今ここに平安があるにもかかわらず、なぜそれを拒否し続けているのだろう?
そのような疑問が生じるとき、正気(聖霊)の視点を思い出すことができます。
湧き起こってくる思考(自我の思考システム)と同一化していたことに気づかされます。
その思考は、攻撃、裁き、敵対という自我の思考システム以外の何ものでもありません。
だからこそ、今この瞬間に敵対するのはもうやめようと思うわけです。
今ここに平安が在るということ。
恐れ、不安、憂鬱感、絶望、、、その同じ場所に、本当は愛、平安が在るということ。
コース’(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)でいえば、いつも聖霊は共に在るということ。
そのことを思い出して、今ここの平安に心を開いていくことを試みることが日々の実践だといえましょう。
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