今この瞬間に安全と平安があることを思い出してください
自分の見ている世界はただ自分自身を見ているだけだとするなら、
どれだけ自分自身を批判し続けているかということです。
「これではダメだ」「それではいけない」「あれはこうあるべきだ」
不平不満だらけの世界ばかりを見て、さらには批判、攻撃ばかりをし続けていることに気づかされます。
それをコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の用語では、「投影」と呼んでいます。
そのようにして知覚されている世界は、もちろん孤独で殺風景で乾いた世界(自分自身)に知覚されるのは当然のことだといえましょう。
世界を赦すとは自分自身を赦すということです。
世界に対してもっと優しくなれるなら、それは自分自身に優しくなるということであり、そうしていくならば、優しい世界を知覚するようになります。
「そのままでいいよ」「ありがとう」
そのようにして世界に、自分自身に優しくなりたいものです。
そのためにはいつも不平不満や攻撃し続けている考え方に気づいていくべきです。
ジャッジメント(価値判断)するということは、すでに攻撃していることになるということです。
そうであるかぎり、私たちは古い裁きの幻想(夢)からけっして抜け出すことはないことを知っておきましょう。
真理からするならば、ここには自分自身しかいないのです。
すべてがただ起こっては過ぎ去っていく心の状態の現われにすぎないのです。
その移り変わっていくエネルギーのダンスの中で、いつも私たちは支えられていることを思い出しましょう。
「ありがとう」「愛しています」
そのような見方、知覚の仕方があるのだということです。
それは、いつも今です。
今この瞬間に安全と平安があることを思い出してください。
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