その自分を赦すのです

不安になっているとき、罪悪感を感じているとき、恐れを感じているとき、


それを体験しているの誰か?


というなら、ニセモノの自分です。

その自分は自分の本性を忘れているだけです。

その自分は夢の主人公であるだけで、本当の自分ではありません。

本当の自分は一切脅かされることのない完全なる存在なわけですから。


実在するものは脅かされない。実在しないものは存在しない。ここに神の平安がある。

(T-In.2:2-4)


つまり、不安になっているとき、罪悪感を感じているとき、恐れを感じているとき、私たちは本物の自分を忘れて、ニセモノの自分を自分だと信じ込んでいるということです。

ニセモノの自分は非実在です。

その自分はこの世界の中でさまざまな体験をしています。

私たちがしていく実践は、そのニセモノの自分を赦していくということです。

罪を信じている自分。

罪悪感を感じている自分。

恐れを実在化している自分。

その自分は自我のニセモノです。

その自分を赦すのです。


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