あなたが赦されるだけでなく、誰もが赦されるのです

私たちみんなが全一なる自我として包含していくとき

この世界は裁きと攻撃で作られていると、コースは教えてくれています。


”世界は神に対する攻撃として作り出された。”(W-pⅡ.3.2:1) 


それが何を意味するのか?と言いますと、

人は裁くようにできているということです。

ようするに、私たちは裁きと攻撃が止むことはないということです。

私たちにできるのは、それらを正当化しないということだけです。

「正当化しない」とは、それを良しとしない、OKとしないということです。

自分の考えや知覚が誤っているのだと認める(受け入れる)ということです。

それは、裁かない人になろう、攻撃しない人になろう、というような実践なのではないということです。

もしそのような実践をしているとしたなら、その根底に「人は裁くべきではない、攻撃すべきではない」という考え(信念)があるということです。

その考え(信念/ビリーフ)こそがいかにこの世界の法則に対抗していることか!

この世界にいる私たちは皆、裁き、攻撃するようにできているにもかかわらず、それを咎めようとすることは世界の法則と戦っていると言うことができましょう。

それによって葛藤と苦しみを生み出しているのがよく分かります。

そのことを認識するとき、戦いと苦しみが終わります。

平安と安堵感がもたらされます。

私たちみんなが全一なる自我として包含していくとき、

あなたが赦されるだけでなく、誰もが赦されるわけです。

それが「赦し」というものです。


”私が癒されるとき、私ひとりが癒されるのではない。”(W-p1.137)

 ー奇跡講座/中央アート出版社 ー


アウェイクニングシンフォニー

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