これまでとはまったくちがう新しい在り方への移行

今この瞬間とどう関わっていくか?

それが今の私の実践の課題となっています。

というのも、自分はこれまで今この瞬間と格闘してきたと自覚するからです。

自分の内側を観察するならば、まったくリラックスしていないのが分かります。

それが、その証拠です。

つまり、いつも緊張(ストレス)状態にあるということです。

これでいいのだ、それでいいのだ、とは思えていないわけです。

それゆえに、いつのときも(自動)思考を駆け巡らせているといえます。

その(自動)思考にとらわれて、まるで心休まるときがありません。

その(自動)思考と同一化してしまって、何十年と生きてきたことに気づかされます。

そのことを認識してはじめて、まったく別の在り方あると分かります。

これまでとはまったく異なる存在の仕方があるということを知るのです。

その方法が、今ここにくつろぐということです。

それは、今この瞬間と格闘することをやめるということであり、自分は何も分かっていないことを受け入れるということです。

何が最善なのか?何が自分を幸せに導くのか?もはや自分には分かりません、

ということを受け入れていくのです。

それをコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)では、聖霊に明け渡す、聖霊にゆだねる、と呼んでいるといえましょう。

つまりは、全面的にゆだねて、今この瞬間に心を開いていくということ。

ハートを開く。

身体を開く。

細胞を開く。

それが、今私がしている実践です。

その実践は、まるで遺伝子レベルで何かが開かれていく感覚があります。

肉体を維持していくための本能レベルでの遺伝子の書き換えが起きているような感覚さえあります。

自分というものが溶解し。世界と一体になっていく感覚もあります。

その実践は、生存本能すらも超えていく試みなのだと言うことができるでしょう。

今この瞬間への回帰。

それは、これまでとはまったくちがうまったく新しい在り方であるわけで、まるでこれまでとはまったく異なる次元へ移行している感じがします。

これまでの人間の存在の仕方とはまったく異なる存在の仕方の訓練がはじまったようなそんな感じがしています。


アウェイクニングシンフォニー

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