自分はいったい何者なのか

私たちは、この世界を現実のように知覚していますが、

コース(ACIM)の教えから言えば、

その知覚はまったくの嘘なのだということです。


この世界は幻想(夢)であり、

じつのところ、この世界は何者かが妄想した夢の中であり、

その夢の中に私たちは閉じ込められている、ということになります。


そして真実は、その何者かこそが「真の自己」であり、

自分は閉じ込められているのではなく、自ら望んでそうしているのだ、ということです。


つまり、この世界にいると思っている(個人の)自分はまったくの偽者であって、

その何者かの妄想の中の登場人物でしかなく、

その夢の主人公の自分を自分だと信じ込んでいるだけなのです。


そう、この世界にいる私たちとは、その何者かの妄想の産物なのだであり、

この自分も、この世界も、妄想であり、そして、私たちは、その妄想の中にいるということ。


その妄想とは、いったいどういうものなのか?


というなら、もし「神からの分離」というものがあり得るとしたなら、という妄想です。


それを、コースでは、「小さな狂った考え」と呼びます。


自分が神でなくなったら、

自分が神ではない自分になったとしたら、

自分が自分でなくなったら、

という妄想を抱いたということです。


真実は、そいういうことは絶対にあり得ない、というのに、です。


それでも、妄想の中でもいいから、それを実在化させたい!と願望(妄想)したということです。


その結果、私たちは、この世界で個別の存在としてそれぞれにこの世界を体験しているのです。


肉体としての個の自分(個別性)を信じているということは、

私たちは、この今も、その妄想の中にいるということ。


コースを理解してくると、そういうことがわかってくるわけですが、

とはいうものの、たとえそのように教わったとしても、

そう簡単にこの妄想から脱出できるわけではありません。


妄想を信じ切っているその狂気さを自覚していくこと。


そして、その妄想を信じた心の力(パワー)を認めていくこと。


この妄想の夢を見ている者とは何者なのか?


この妄想の夢を見たいと望んだのが自分ならば、

その本当の自分とはいったい何者なのか?


コースは、その「真の自己」を思い出していくための道であるといえます。


ACIMシンフォニー

『A Course in Miracles/ACIM/奇跡講座)』をケネス・ワプニック博士が解説する教材で学んでいるコース学習者です。その学びと実践を通しての理解をシェアしています。

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